ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2018.7.7 01:36ゴー宣道場

8月のゴー宣道場、応募してね

今週は学校と国会図書館へ通い、
資料集めで終わってしまった。
ちょっと融通が利く場所で、お願いして、
戦史叢書の「大本営陸軍部」シリーズ
全10巻を一気に目を通すことができた。
んふふ、戦史叢書に埋もれるって、
一度経験してみたかったのです
時間を忘れました

けど、慣れないお勉強をしていたためか、
昨日は頭がガンガン割れるように痛み、
身体がだるくて立っているのがつらいほど。
知恵熱だったのかなあ。

さて、気が付けば8月のゴー宣道場の
応募もとっくに始まっています
自民党は国民投票法改正案の審議を先送りしましたが、
読売新聞によると、
「首相は来年夏の参院選前の通常国会で、
改憲を発議する目標を変えていない」
とのこと。

「自民党は首相の意向も踏まえ、
臨時国会で必ず改憲論議を始める考えだ。
年明けの通常国会に議論をつなげ、
『熟議』をアピールすることを狙う」
(読売新聞7/5)

長ければ『熟議』というわけではないのは、
安保法案成立時の与党の対応を見れば明らか。
しかも自衛隊を明記するというのは、
単に自衛隊という文言を条文に書き加えるだけ。
それさえ変えりゃあ「ホラ改憲だ!」「サア改憲だ!」
というわけです。
あまりに安直です。
憲法改正とは、条文に手を加えて事足れり、
ではありません。
「統治機構の改革」です。
この国をどんな国にしていくのか、
そのためにどんな統治システムであるべきか、
それを考えるということです。
そういうのが、改憲論議であるはずです。
いい加減、幼稚なおためごかしに惑わされるのは
やめにしよう。

憲法についてちゃんと考えてみたいという方、
8月5日のゴー宣道場にぜひご応募を!
憲法シリーズの総決算だけど、
初めてという方でもわかるような議論を
展開していきたいと思っています。


参加申し込みはコチラ

https://www.gosen-dojo.com/event/4900/




笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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